保育士が抱える問題

保育所の不足も深刻な問題になっていますが、同時に大変な事態に陥っているのは、保育士の不足です。保育所は、保育士なしでは成り立たないため、待機児童問題を解決するには、保育士の増員が不可欠。保育士不足の要因は一体何なのでしょうか。

保育士が不足している問題の原因は、いくつか考えられます。1つ目は、保育士の給料です。待機児童問題が大きくなり始めてから、保育士の給料上乗せも実施されており、労働環境は少しずつ改善しています。それでも、満足のいく額をもらっていない方が多いのが実態。ひと月の給与が20万を切る方も、少なくありません。また、2つ目の理由として、勤務時間の長さや残業問題が挙げられます。保育所では、子どもの保育をしながら、別の時間で事務作業もしなくてはなりません。子どもが帰った後でも、事務作業に追われてサービス残業をするパターンが多く、このサイクルに疲弊してしまう方がいます。そして3つ目の理由は、人間関係です。職員内のコミュニケーションも問題になることがありますが、親御さんへの対応も大変なもの。子どもの面倒を見ていればいいだけの仕事ではないため、様々なスキルを必要とします。

保育士は、人間関係が大事な職業です。仕事内容が多いうえに給料が安すぎることが、保育士不足を招く原因になっていると言えるでしょう。